2010年 08月 03日
Annick Goutal






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S5Pro+Carl Zeiss Makro Planar




アニック・グタールは大好きな香りのメゾンですが、強い香りが仕事上タブーな私。

この夏に出逢った"プチシェリー オードパルファム 2010"は繊細で清々しい香りでお気に入り。
これなら普段使いにも、寝具にも使えそうです。

現在入院中の友人がリクエストしてきた練り香水をプレゼントしました。彼女とは公私共に10年以上の付き合い。

時に親友であり良きライバルであり、女性として尊敬出来る貴重なオンナ友達です。

いつでも上質なシャツをキリっと纏い、24時間デザイナーとして生きてきた彼女の素っ気無い病棟生活を
少しでも気分よく過ごして欲しいという私の想いにぴったりな夏の爽やかなアニック・グタール。
友人が喜んでくれるだけでも嬉しくなります。


香水はロゴを含むデザインや社名だけが先行しがちで、創り手の事など知らない女性も多い消費大国日本。


創設者アニック・グタールはピアニストであり、且つ、モデルとしても成功した大変洗練された美しい女性調香師。
ある香水クリエーターとの出会いをきっかけに、香水創作へと情熱を傾けることとなり、
その音楽を連想させる旋律的な感性と気品ある香りが人気の核なのでしょう。
(現在は愛娘のカミーユ・グタールがその感性を継いでいます)


アニックの長い闘病生活の後の早過ぎる死は、友人の今の状況にリンクするものがあるのかも、、
と思わずにいられません。一人のクリエイターとして。女性として。


"プティ・シェリー”はフランス語で"愛しい子"を意味し、
アニックはいつもカミーユをプティシェリーと呼んでいたそう。


私の友人が「子供が欲しかった」、といつか独り言のように打ち明けてくれた事を思い出します。


撮影は夕暮れ時の入院先の友人のベッドにて。
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by un-chat | 2010-08-03 01:14 | snapshot


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