2013年 03月 06日
日々是弁当

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FUJIFILM X100S


陽ざしが春めいてくるとお弁当を作る機会が多くなるのは多分気分的なモノ。

いつもながら渋くて全然可愛くないお弁当を徒歩5分の事務所へ持って行くのだけれど、

夏は暑くて素麺や冷たいお蕎麦やらを食べたくなるのでスタッフも時折含め帰宅して食す事がほとんど。

寒い日が続く秋の終わりから真冬の間は、
事務所にも自宅にも近い何件かの行きつけのお店のランチを楽しんで
到底お昼間からこんなに手間も時間も掛けられないわと言う風な
コスパの高い目新しいお店やメニューを探して来るアシスタントちゃんにくっ付いて
あーでもないこーでもないと、仕事の続きを話しながら『ランチ』をする、
という感じが私達のスタイル。

外食も飽きて来て春物のバッグや靴やワンピースやバカンスは何処へ行こうかと考え出す頃、
お財布事情も冬の間に蓄えた栄養と言う名の脂肪も日々気になって来るのが常というもの。

そんな訳でちょうどこの時期、初春から梅雨時期前までの短い間だけ自然と『お弁当持参派』が多くなり、

ああ、そんな季節がやって来たねと皆で見せ合い食べ合い、奪い合い、なひと時。


私が一人で事務所のベランダや窓際のデスクでカメラと奮闘していると
(まあ、時々自宅を出る前に撮ってしまうのだけれど)その姿をふうむ、と意味深な顔で覗きながら

「もう少しこう、なんか緑が、、、」  とか 「あ。そこの盆梅のお花飾っていいですか?」
とランチの女王Rちゃん不思議と真剣。

もう一人のスタッフは冬の間私達につられて食べ過ぎてしまいダイエット中で玄米フレークとドライフルーツだけだったりするが、そのパッケージというか箱や入れ物がいつも乙女ちっくで可愛いのである。流石。

更に去年入った新人Nちゃんはこの「The お弁当限定月間」のような流れに今だ慣れずにいて、
彼氏に作って貰っていると言う。
お弁当男子、こんなところで発見である。


やはりランチタイムと言うのは良い意味で人柄がよく出る気がしてならない。

ディナーとなると訪れるお店の雰囲気やその日のクライアントに合わせている「私」や「他の人々」が居て、

アルコールの有る無しや見えない緊張感がふわりとあってそれはそれで成り立っているのだけれど
明らかに人柄が純粋に伺えるかと想うとちょっと違う気がするのである。

あら、意外にもこの子ちゃんと自炊してそうね、とか、イマドキ女子はやっぱりサンドイッチをコンビニで買ってしまうのよね、とか、え? もしかしてそれ、噂の手作り出汁で作ったスープ? など、もう、女子校のノリで、
先月までどこどこのお店のシェフが独立してオープンしたお店だから予約しなくちゃ!と何週間も前からそわそわしていた日々は果たして何だったのか。


つまるところ、お弁当は面白いのだ。

私の場合、忙しさの余り出掛けられなくてウズウズしているから余計楽しいのかも知れない。




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by un-chat | 2013-03-06 11:49 | snapshot


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