耳の聞こえないこの仔が突然姿を消してから1年が経とうとしています。
忙しさにかまけていて私は気がつかなったのだけれど、
今日のメールBOXに甥っ子から「最後の写真ない?」と短いメッセージがあって急いで探してみました。
猫が急に家出してしまうのはよく在ること、きっと誰かが見つけてくれて知らせてくれるだろう
そんな悠長な考えなど昨今では1ミリも期待してはいけない事を子供ながらに知っている甥っ子は
早朝や学校や部活の帰り道、夜は塾の帰りに懐中電灯を持って一人で近所を探し歩き、
それが半年程続いたのを忘れてはいけなかったな。。。
音が聴こえないので物怖じをしない猫でした。
鳴き方も知らずいくら探しても手応えがなく、お正月に雪が降った頃を境に甥っ子も家族も
心の中に閉じ込めてしまうことを決めました。
きっと猫好きな人が拾ってくれてそこで幸せに暮らしているんだよ、と誰ともなく話しながら。
そうだといいな、と妄想の似た想いで今でも彼はずっと気にしていたのね。
2通目のメールには「覚えていてね」 と14歳のメッセージが全て集約されているようで泣きそうになってしまった。
メールには私も大好きな
この曲が添付されていました。