2012年 07月 24日
Lourmarin  ルールマラン #2

c0154732_22124738.jpg


SONY DSC-RX100




滞在していたエクスアンプロバンスからバスで1時間半程でこのルールマランに到着する

洗練された街は、パリでショップを構えていた方が移住して来たり、アーティストとして活躍していた方々がリタイヤされ、ご夫婦で気ままに居住兼アトリエを開いていたりするので開店時間も不定期だけれど、その屈託の無さが良く似合う、まさに長閑でエレガントな街並みと人々でした



ハンサムな少年が不思議そうに私の後を着けて来ては質問攻めにあった


「ねえマダム、何をしにきたの? カメラなんか置いて遊びに行こうよ」

「ジャポン? 何処だろう、ああ、学校で習ったけど遠くて小さくて良く覚えていないけど津波があった国だよね」

「そうだ今日はマルシェもないし美味しいパン屋さんに連れて行ってあげるよ。こっちだよ」

「帰りのバスまで時間はたっぷりあるでしょマダム。
良かったらdéjeunerを一緒にどう?   ボク、パパとテニスの相手ばかりで疲れてるんだ。
ハンモックもあるし、お昼寝してからホテルに帰るって良いアイデアじゃない?」

「うん、ボクの別荘は2本先の中庭のある所でシェフはバカンス中こっちの人にお願いしたみたい。
なかなか美味しいよ。日本って国の話を聞きたいな、そのシェフのデセールを食べながら」






Les plus beaux villages de France  『フランスの最も美しい村』にも認定されているけれど私は正直そういう格付けみたいなものには興味が無く、イギリスからバカンスを楽しんでいた少年とこうしてお喋りしたり、小さなアトリエを廻ったり、次回ここへ訪れたら…と数少ないシャンブルドットをお聞きしてお部屋を見せて戴いたりしていた




c0154732_2213072.jpg






c0154732_22134522.jpg






c0154732_2214329.jpg






ちなみに少年には丁重にお昼ご飯のお誘いを断り、美味しいパン屋さんを教えて貰ってカフェで食べた

エスプレッソを注文して席に着くとまたまた色んな人が声をかけて来る


いかにも骨董好きのムッシュは12年の歳月をかけて改装した自身のお店を自慢し、朝からシャンパンとワインでほろ酔い気分の彼は、お店に寄って行かないかとやや強引な話し方

そこへ他のムッシュが止めに入る 「そろそろご自慢のお店の開店時間だよゾーグ。さあ、行って行って!」

小さな街では有名らしく、カフェの客の何名かは私に微笑みかけた

「彼はここに移住して一生懸命リノベーションしたお店が出来た途端、奥様が亡くなられて淋しいんだよ。
許してやってね」




眩しい日差しとは裏腹に(嫌しかし、写真を撮るには本当に困難だったけれど)、
日よけのあるカフェや木陰はとても涼しい山側の街でのお喋りは都会とは違ってとても温かで最初に出逢った少年が言う通り、カメラなんて何故必要あるのか?と自問自答してしまう程、何もしない贅沢がつまっていました
[PR]

by un-chat | 2012-07-24 23:59 | Voyage


<< Aix-en-Provence...      Aix-en-Provence... >>